2026.06.25
タンパク変性とは?パーマ・カラー施術で髪が傷む本当の理由
「なぜパーマをかけると髪が傷むのか」「カラーを繰り返すと髪がボロボロになるのはなぜか」——その答えはタンパク変性にあります。この仕組みを理解することで、ダメージを最小化する施術が可能になります。
タンパク変性とは
タンパク変性とは、熱・薬剤・紫外線などの刺激によって、タンパク質の立体構造が変化し、元に戻らなくなることです。卵を加熱すると固まって元に戻らないのと同じ原理です。毛髪の主成分はケラチンというタンパク質で、これが変性すると髪の強度・弾力・ツヤが失われます。
パーマによるタンパク変性
パーマは髪のジスルフィド結合(S-S結合)を切断・再結合することでカールをつくります。この過程で薬剤によるタンパク変性が起こります。
- 1剤(還元剤):S-S結合を切断 → タンパクに影響
- 2剤(酸化剤):新しい位置でS-S結合を再形成
- 繰り返しのパーマ:変性が蓄積してダメージが深刻化
カラーによるタンパク変性
アルカリカラーは高pHでキューティクルを開き、過酸化水素でメラニンを分解します。この酸化プロセスで毛髪内のタンパク質も酸化変性を受けます。とくにブリーチは変性の度合いが大きく、繰り返すほどダメージが蓄積します。
タンパク変性を最小化するアプローチ
- 適切な放置時間の管理:過放置は変性を促進する
- ダメージレベルに合わせた薬剤選択:低アルカリ・酸性剤の活用
- 施術前のトリートメント:タンパク質を補充してダメージを緩和
- 施術後のpH調整:キューティクルを速やかに閉じる
REBLOOMはカラー施術中の酸化ダメージをケアし、毛髪内のタンパク質保護をサポートします。
REBLOOMの詳細を見るよくある質問
- Q. タンパク変性したダメージ毛は回復しますか?
- A. 変性したタンパク質を元に戻すことは難しいです。ただしトリートメントで補修・コーティングすることで手触りや見た目を改善できます。根本的な改善は新生毛が生えるまで待つことになります。
- Q. カラーとパーマを同日に施術するとなぜダメージが大きいのですか?
- A. どちらの施術もタンパク質に影響を与えるため、同日施術は変性のリスクが重なります。一般的には期間をあけての施術が推奨されます。
まとめ
タンパク変性はパーマ・カラー施術で避けられないダメージの根本原因です。薬剤の特性を理解し、適切な施術手順とアフターケアを組み合わせることで、ダメージを最小限に抑えながら施術品質を高めることができます。