2026.06.19
キューティクルとは?ダメージ毛のメカニズムを美容師が解説
「髪がパサつく」「手触りが悪い」——こうした髪の悩みの多くは、キューティクルの状態に起因しています。キューティクルを正しく理解することは、施術品質の向上とお客様への適切な提案に直結します。
キューティクルとは
キューティクルとは、毛髪の最外層を覆う鱗状の保護層のことです。ウロコ状の細胞が重なり合って毛髪を包み込み、内部のコルテックス(タンパク質)を外部の刺激から守っています。健康な毛髪ではキューティクルは整然と重なり、光を均一に反射するためツヤが生まれます。
キューティクルが傷む原因
- アルカリカラー・パーマ剤:pHが高い薬剤はキューティクルを強制的に開く
- 熱ダメージ:ドライヤー・アイロンの高温でキューティクルが剥がれる
- 摩擦:タオルドライや枕との摩擦でキューティクルが欠ける
- 紫外線:酸化反応によりキューティクルを構成するタンパク質が変性する
キューティクルの開閉とpHの関係
キューティクルはpHに敏感に反応します。pH7以上のアルカリ性環境では開き、pH4.5〜5.5の弱酸性環境では閉じる性質があります。カラー施術後に酸性トリートメントを使用する理由はここにあります。
施術でキューティクルを守るために
- カラー後はpH調整剤でキューティクルを閉じる
- 熱処理前には必ずヒートプロテクターを使用する
- シャンプー後は優しくタオルドライ(擦らない)
- 弱酸性のホームケアアイテムを提案する
REBLOOMは施術中にキューティクルを整えるpH調整をサポートします。
REBLOOMの詳細を見るよくある質問
- Q. キューティクルは一度傷んだら回復しますか?
- A. 傷んだキューティクル自体を元に戻すことは難しいですが、ヘアマスクやトリートメントでコーティングすることで手触りや見た目を改善できます。
- Q. キューティクルが開いている状態だと何が問題ですか?
- A. 内部のコルテックス(タンパク質・水分・色素)が流出しやすくなり、ダメージの進行・色落ちが加速します。
まとめ
キューティクルは毛髪の防護壁です。施術のたびにキューティクルへの影響を意識し、適切なpH調整とホームケア提案を行うことが、長期的な髪の健康とお客様満足につながります。